1990-04-18 第118回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第3号
○参考人(伊藤憲一君) 御質問の点にお答えいたしたいと思いますが、そもそもロシア革命以後のソ連は、党・政府の、まあ党が一党独裁で指導しておるわけでございますが、この基本的な対外路線と申しますのは、まず、特にトロツキーによって代表された世界革命路線でございますが、ここにおいては過剰なイデオロギーの優越ということがあったわけでございます。
○参考人(伊藤憲一君) 御質問の点にお答えいたしたいと思いますが、そもそもロシア革命以後のソ連は、党・政府の、まあ党が一党独裁で指導しておるわけでございますが、この基本的な対外路線と申しますのは、まず、特にトロツキーによって代表された世界革命路線でございますが、ここにおいては過剰なイデオロギーの優越ということがあったわけでございます。
何といっても中国の近年における経済建設を重視した路線、そこから来まするいわば穏健な、現実的な外交といいますか、対外路線というものがございます。 中国は、御承知のとおり七八年十二月の党大会、党の中央委員会がございましたけれども、そこで鄧小平主任の指導のもとで、国内建設を最重点といたしましたいわゆる近代化政策というものを着実に遂行いたしております。
○高沢委員 最近、これはいろいろな観測報道でありますから事実の関係はどうかわかりませんが、いまの中国の政権の内部にもずいぶん、一種の勢力争いであるとかあるいは対外路線についての意見の違いがあるやに伝えられておる。そういうふうな中国内部の問題に、この台湾問題が、それについて一番敏感な一番重大な問題として中国でとらえられることに現になっておる、こう言われておりますが、恐らくそうじゃないかと思います。
しかし、この覇権条項に関して言えば、これを第三国敵視に向けたり、あるいはわが国の対外路線を特定の立場に拘束するような形式、内容で定式化されるという点については、われわれも賛成できない。これは日本の自主性という点から見てもきわめて重要な点だというふうに思いますが、この点について大臣のお考えをお聞きしておきたいと思います。
中共の国内情勢の激動と中共の対外路線に対する世界各国の微妙な反応は、これをわが国今後の中共政策を考えていく場合、どのように評価するかが、一つの重要な外交問題に違いないが、この点について総理の御所見を承りたいと思います。 次に、昭和四十二年度予算編成の基本的な構想の若干についてお伺いいたします。
しかしながら、現実には、中共のとりつつある対外路線は、中共が国際社会においてあたたかく迎えられることを妨げ、さらに、日中関係の望ましい進展をも妨げております。
しかしながら、現実には、中共のとりつつある対外路線は、中共が国際社会においてあたたかく迎えられることを妨げ、さらに日中関係の望ましい進展をも妨げております。